ブッダ ラボ - Buddha Laboratory

Namo tassa bhagavato arahato sammāsambuddhassa 仏道実験室の作業工程と理論

「永遠平和のために」カント、池内紀・訳

 

 

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この本は、小さくて、薄くて、最初のほうのページは写真集のようなんです。

その理由が訳者による解説にありました。

 

平和のために政治家に読んでもらいたいと切望して作られた本。

ラジオ番組「荻上チキ・Session-22」によると、偶然にも訳者・池内氏から安倍総理に人を介してこの本が手渡されたそうです。なんでも、池内氏が都内のお蕎麦屋さんで昼食をとっていたら、そこに安倍総理もたまたま昼食にやって来たとか。

今から220年前のカントの思いが、安倍総理に届いたでしょうか。

 

先月15日、衆議院で安保法案が強行採決で可決されました。憲法違反と言われているこの法案が、議会制民主主義の欠点を突く形で衆院で可決された現実を目にして、茫然としましたし、なにこれやばいよこれは、と思いました。

 

今までなら、常識で考えたら、ここまで憲法違反ならその時点でアウトでした。ところが、気付かぬうちに、その常識はもう届かない領域まで来てしまっているらしい。それで、そうまでして実行したい集団的自衛権ってなんなんだと、本当に日本の安全は危機的状況なのかと、調べてみました。

一例として、

 

その結果……

 

だから、カントの「永遠平和のために」を読んだり、慈悲の冥想したり、ヴィパッサナー冥想したり、自分の思考パターンを見つめなおさないとダメなんですね。現実問題から離れて遠回りに感じても、それこそ妄想で、本当は一番の平和への近道だとわかります。

 

思考パターンのバグをそのままにしてきたことが、いつになっても平和がこの地球上にあらわれない、最大の原因なんだと思いました。   

 

 

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