このあいだ、アラナ精舎へ行きました。アラナ精舎へは、JR阪和線の東岸和田駅から南海ウイングバスに乗り、バス停「流木(ながれぎ)」下車、徒歩3分。
バス路線図内の、紫色線の「東岸和田」から4つ目が「流木」です。
「真理に喜ぶ人は澄んだ心で清らかに暮らす」
「よいことをするためには ためらってはならない」(ダンマパダより)
この日は、数人の方が冥想に来ていました。
「アラナ精舎では、スマナサーラ長老の冥想初心者指導を受けた方の宿泊冥想を受け付けています」(パティパダー2016年1月号より)とのこと。事前予約要です。
お釈迦様にご挨拶してから、わたしも冥想スタート。
キッチンは自由に使うことができます。
皆さん、お昼ごはんを持参して、温めたりお湯を使ったりして食べることが多いようです。
わたしもパックのご飯とレトルトカレーを持って行って、チンして食べました。
使った食器類は、各人がすぐに洗って片づけているためもあるのでしょう、整理整頓されていてピカピカでした。
コーヒー等はセルフサービスです。
「安心してください! きれいですよ」(女子トイレ)
広々として清潔で、ねこちゃん(わんちゃん?)スポンジがありました。
歩く冥想のとき、ふかふかの絨毯に足跡がつきました。絨毯にへこんだ足跡は、アウトラインだけは同じような形でした。微妙にやる気が増した。(ような)
帰るころには、夕日。
精舎での冥想の一日でした。
なんといっても得難いものは、一日中、一言もしゃべらなくてよいということです。
初めと終わりには、精舎の方にご挨拶しましたが、言葉を発したのはそれだけ。
あとは全くしゃべらなくていいんですよ。むしろお互いに冥想中なので、会話は原則NGでした。
しゃべらないで一日を終えると、「口は禍の元」というのは本当だなあと実感します。
(その反対に、言葉の不可欠さという面もあるわけですが)
こういう場所は貴重ですね。とても有り難いです。
日本中にたくさんあるお寺の、片隅でもいいので、ササッと冥想修行ができる場所があったらいいのにと思います。
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