ブッダ ラボ - Buddha Laboratory

Namo tassa bhagavato arahato sammāsambuddhassa 仏道実験室の作業工程と理論

「生きる」ではなく「生かす」 - 新年法要2016(7)

税金で何を買う - 新年法要2016(6)から続きます)

というわけで、幸福の道を始めるのは、この存在欲を控えることなんです。

本物の幸福。本物の安らぎ。「生かして生きる」というね。生きる、という言葉はいらないんです。「生かす」。そこから幸福が始まるんです。そこでやっと貧乏神が、居心地が悪くなるんです。

 

幸福は善行為にあると、お釈迦様はおっしゃっています。

善行為とは、幸福の同義語である、と。

 

値札が付いていますからね、ご利益には。

だから善行為じゃないんですよ。このお札はいくらと、ちゃんと値段をつけて売っていますからね。それには祝福の力がないんです。なぜならば、お札を買う人は善行為していないんです。品物を買っているんです。

 

たまに世の中でも、テーラワーダ協会にも、お布施する人がいて、でもあまり金がないんですよ。

それでも持っているお金を、千円とか一万円とかね、お布施して、「名前も何も言わないでください」と。それが善行為になっているんです。お布施しましたから、代わりにこういう祝福の何かをください、ではないんです。

 

そう言うわけでお釈迦様が、善行為とは幸福の同義語である、と。

 

今日のポイントとして、善行為とは何なのか。

項目ごとに言えば無数にありますね。たとえば、殺生しない事、嘘をつかない事、よこしまな行為をしない事、善行為です。冥想することも、人を助けることも、品物をお布施することも善行為です。あるわ、あるわ、いくらでもあります。いたって簡単。これは悪いことですか、善いことですか、と聞くだけでしょう。

善行為が成り立つ秘密 - 新年法要2016(8)に続きます)

 

スマナサーラ長老-新年祝福法要@マーヤーデーヴィー精舎 2016.01.17

https://www.youtube.com/watch?v=lRWqbF9hFBs より書きました>

f:id:thierrybuddhist:20151204133957j:plain

目次8‐講演会/お釈迦様のエピソード・ほか - 瞑想してみる

(新)【全目次】説法めも

広告を非表示にする