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ブッダ ラボ - Buddha Laboratory

Namo tassa bhagavato arahato sammāsambuddhassa 仏道実験室の作業工程と理論

経典のポイント - 功徳(2)

作業工程2(ヴィパッサナー) 説法めも

(前回 ヴィパッサナー冥想は一番高い徳 - 功徳(1)から続きます)

エピソードの中で、それほどの財産をあげたんだけど、それより、たとえば、仏法僧に帰依している人に食事ひとつあげたら、百倍徳が高い。

それより五戒を守っている人にあげたら、百倍は高いんだ。それより、出家した沙弥にちょっと食事だけあげたら、何兆単位の寄付をあげたことより徳が高い。そういうふうにドンドン、エスカレートしていくんですね。

 

さらに、阿羅漢にお布施したらもっと徳が高いし、サンガにお布施したら一番最高の特になるんだと。

金の鉢に小判をいっぱいに入れて、それを八万四千個お布施するよりも、サンガにお布施する方が徳が高い、と。あれくらいの財産をあげなさい、じゃなくて、たった一食なんです。その方が徳が高い、と。

 

ポイントは、こころの問題なんです。

どこまで、執着を減らしていけるか。サンガと言えば組織ですから、個人じゃないんですね。個人じゃないんだから、執着の問題はないんですね。阿羅漢のお坊さんたちが入っている組織ですから、それに勝るお布施はないんだと。

 

次に、サンガにお布施するよりも、

皆様、経験がないでしょうが、牛の乳しぼりを一回スッとしぼったくらいの時間、一秒くらいですね、慈悲の冥想をすれば、もっと徳が高いんだと。

 

欲があったらわかりますね。

金や土地や車や、いろんなものをあげたらどれくらい徳が高いかと思うでしょう。それよりも、指を鳴らすくらいの時間でも、ヴィパッサナー実践をすればもっと徳が高いんだと。

 

なんか嘘っぽいストーリーですけど、古い経典ですから、だらしない人々がちょこちょこっと書いたわけではないんです。

当時の阿羅漢たちが、ちゃんとポイントを知っていましたからね。

 でも、言っていないんです。「発見しなさい」と。

 

なんで徳が高くなるのかというと、存在欲を少なくするからなんですね。

存在欲、執着を脱する方法っていうのは、ありのままに物事を観察することなんですね。

(次回脳の気持ち - 功徳(3) - 瞑想してみるに続きます)

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