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ブッダ ラボ - Buddha Laboratory

Namo tassa bhagavato arahato sammāsambuddhassa 仏道実験室の作業工程と理論

最終回 - 病とこころ(4)

説法めも 死・老い・病気

(前回 ダンマパダ第一・二偈 - 病とこころ(3)から続きます) 

ですから、真理を科学的にみるとそういう話になりますね。

こころが物質を維持管理している。だからわたしたちは幸福になりたければ、自分の思考パターンを直すんです。正すんですよ。人間ならまず、「わたしは何を考えているのか」と観察してください。

一度たりとも、自分が考えていることはどういうものかと観ないでしょう? 

考えて、行動する。考えて、行動する。それで結果が悪ければ、そちら(考え)に原因を探す。

 

それで考えるときは、「このやろう」と思っても、その言葉を作り出した気持ち、それがエネルギーなんです。

だからすごく優しくて明るくて、相手のことがかわいくて「このやろう」と言ったっても、そちらにあるのは相手に対する愛情なんですね。

 

「このやろう」という言葉にはエネルギーはないんです。

この言葉を使った感情、そこがエネルギーを持っていて、物質を変えてしまっちゃう。

だから、自分の思考をチェックしなさいと言っても、言葉で考えるあらゆるものをチェックするということじゃなくて、なんでこんなことを考えているんですか、妄想しているんですか、と、「そのときどんな気持ちなのか」とチェックしてください。

 

そのときは、嫌な気持ちだったら、ものすごく不幸な人間になる。

そのとき、「今不幸だ。なんかイライラしている。なんだこれは」という暗い気持ちだったら、これは怒りですね。

 

暗いというのは怒りですね。

落ち込んでいるというのも怒りです。なんでわたしは不幸でしょうかとかね。

そういうことで、皆様は、感情というのは、できる範囲で、ある程度で知っていると思いますよ。

 

より詳しく感情を勉強して、区別する。

怒り、嫉妬、憎しみ、傲慢、興奮、緊張感、それは悪い方でね。

それから、明るさ、精神的に活発で、「やりましょう!」というのは良い方の気持ちなんですね。

 これから花が咲いて、みんな喜んでいるんだ、というのは良い方の気持ちですね。

 

そうやって、良い気持ちと悪い気持ちを区別しなくちゃならないんです。

この気持ちが問題なんです。その気持ちが、自分の次の人生を作るんです。「次の人生」というのはかなりやばい言葉なんです。次の人生というのは、次の瞬間ということでもいいし、死後の人生でも同じことです。

人生、つまり次の命を作るんです。

 

人生の最低の運転手になるんじゃなくて、最高に腕のいい運転手にならなくてはいけないんです。

(終わり)

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初めから読む:投げられた石に噛みつく - 病とこころ(1) - 瞑想してみる

 

目次1‐死・老い・病気/苦/不安感/無常・無我

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