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ブッダ ラボ - Buddha Laboratory

Namo tassa bhagavato arahato sammāsambuddhassa 仏道実験室の作業工程と理論

パーリ経典解説(梵網経1) - はじめに

経典 説法めも

スマナサーラ長老による経典解説 http://www.ustream.tv/recorded/84866551 (期間限定公開動画)

冒頭部分より聞いて書きました>

 

これは長部経典という長い経典の第一(一番目)ですね。

経典の特色がありまして、どんなテキストでも一番最初の経典はものすごく難しいんです。

中部経典は勉強している人には何とか理解できますけど、長部経典第一は、解説できるお坊さんすらもいないくらい。いないと思いますよ、今では。それくらい難しいんです。

 

経典の最後にも書いてあるんです。

「これを聞いた人は、きれいさっぱり何もわからなかった」と。自慢するところじゃないんだけど、経典を自慢するように書いてあるんですね(笑)。「誰もわからなかったんだ」と。

 

長部経典の第一。名前はBrahmajālasutta(ブラフマジャーラスッタ)。

Brahmaブラフマというのは梵天のことでね、インドでは信仰がなくても、ブラフマと言えば「すべて入っている」と言う意味で、おおもとと言う意味です。jālaジャーラというのは、網・ネットですね。

つまり、ブラフマ・ジャーラで、「ここに入らないものはない」という意味になるんです。その網に入らないものはないんだ、と。

 

この名前は、お釈迦様がつけました。

普通、経典の名前と言うのはそんなに気にすることないんですけど。適当につけるんだからね。この場合はそうではないんですね。「すべて入るネット」。

 

そこですべて入ると言っても、人間が考える限界のすべてです。

その中でも、存在に対して、命に対して、人間が何を考えたっても、この中に入っていますよと。

 

ちょっと大胆ですね。

ここに入っていない哲学が何か現れる可能性はありえるでしょうと、ふつうは考えますけど、お釈迦様の見方からみればやっぱり、すべて入っていますね。

 

それからブッダの時代からの思考の流れを見ると、大した考えは世の中で起きていないんですね、ほんとは。

お釈迦様の言葉通りに、この網から抜けた思考はないと思っても構いません。

(「はじめに」終わり)

(次回 パーリ経典解説(梵網経1) - 第一段落  からは、この経典解説で驚いた\(◎o◎)/!ことを中心に紹介していくつもりです)

 

長部(ディーガニカーヤ) 戒蘊篇I (パーリ仏典 第2期1)

長部(ディーガニカーヤ) 戒蘊篇I (パーリ仏典 第2期1)

 

 

目次7‐経典 /仏教と日本、仏教哲学 - 瞑想してみる

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