第九段落
‘‘‘Musāvādaṃ pahāya musāvādā paṭivirato samaṇo gotamo saccavādī saccasandho theto [ṭheto (syā. kaṃ.)] paccayiko avisaṃvādako lokassā’ti – iti vā hi, bhikkhave, puthujjano tathāgatassa vaṇṇaṃ vadamāno vadeyya.
………
嘘を言うことをやめている。
その代わり、語るものだったら真理。信頼できる。非難できない。異論は立ちません。事実だけ語る。
組織を壊すことはしません。
離間語というのは、組織を壊すことなんですね。よく世間では起きることですからね。
悪口から離れている。
綺語から離れている。
無駄話はしない。
本当のことを、役に立つことを、法則にしたがった真理、勉強になることを語る。
お釈迦様は、言葉を選びに選んで語っている。
お釈迦様の言葉は、宝物の箱のようだ。中身も詰まっているんだと。
それに、完璧に語る。
人間には実行不可能な完全形ですよ。
(第九段落終わり)
第十段落へ「植物も傷つけちゃダメなら何も食べられないでしょう?」に対する答え - パーリ経典解説(梵網経1) 第十段落
<スマナサーラ長老による経典解説http://www.ustream.tv/recorded/84866551 (期間限定公開動画)01:00:00~01:08:34より、気になったポイントをメモしました>