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ブッダ ラボ - Buddha Laboratory

Namo tassa bhagavato arahato sammāsambuddhassa 仏道実験室の作業工程と理論

わたしは霊に憑りつかれていませんか?

説法めも 不安・心配・落ち込み・怠け

質問

「昔から、思ってもいないことが口から出たり、金縛りになったり、体が操られたりする感覚になったりします。

冥想を続けることでこういう現象はなくなりますか?」

 

回答(スマナサーラ長老)

 

あなたは、妄想・迷信・くだらない思考をして、自分の状況を解説して理解しようと努力しているんですよ。それがマズいと思います。

 

物事を解説して理解しようとするのはやめたほうがいいんです。なぜならば、すべて原因を知っていたら解説はいりません。答えを探し求める必要はありません。

 

証拠はない、わからない。それでなんとか解釈して、言い訳を作って納得しようとするんですね。これって脳はね、嘘であっても落ち着きたいという気持ちですからね。

 

このケースは、神経の伝達する問題だと思いますよ。

血圧にしても人はそれぞれ違うでしょう。だから電気信号をあんまり伝達しない、または伝達するの違いだと思いますよ。電気信号を伝達しないと、細胞たちがどうすることもできなくて止まるんですね。それは俗にいう金縛りなんですね。本来は、情報が行ったらすぐに返ってこないとね。それは恐ろしい速さで起こるんです。

 

行ったのは行ったんだけど、戻るのが遅くなると体が動かないんです。そこに執着する……恐怖感も執着なんです。心配することも執着なんですよ。執着すると、脳がその状態をリピートするんです。

 

だから、いくらか体を、細胞を動かして、運動でなくてもいいんだけど、しょっちゅう体を動かしているというね。血液の流れをよくすると神経の流れもよくなっていく。

 

今回の場合は、肉体的なところから始めなくちゃあかんですよ。

いきなり、こころからアクセスしても意味がないと思います。意味がないんじゃなくて、難しいんです。

 

冥想して治すことよりは、まず体調をしっかりして、治してください。

そこらへんね、細胞を動かしてもらう。派手な運動っていうのは二、三十分で終わってしまいますから、そうじゃなくて、起きたときからコソコソコソコソ、と何かやっている状態。

 

質問者「仕事をするということですか?」

 

それだけじゃなく、何かやっているというね。体を休めない。いつでも何かやっている。

たとえば、派手な仕事を一時間した。そうしたらちょっとひとやすみだ、とそれは良くない状態なんです(長老、腕でバッテン)。

 

だから、なんとなく本を片づけるわ、何か書くわ、掃除してみるわ、洗濯物をするわ、服をたたんで置いておくわ、とかね。何かしら何かやっている状態でいてください。

 

それで脳が活発に動いて、この伝達問題は解決すると思います。

 

お医者さんに行ったっても、これは病気としてみられませんだからね。基本的なところですからね。システムのことだからね。精神異常でもないんです。

 

質問者「原因が霊だとかそういうことでは?」

 

それはあなたが勝手に……。

憑いているんだったら捕まえてください。

そういうことで、あなたは納得したいでしょ? それは脳がそういう状態を続けたいということになるんです。はめられます。

 

そんな証拠がないものを妄想しないでください。

 

質問者「体が動かなくなったりとか……」

 

だからそれは、神経の電気信号がうまく行っていないんです(笑)。それだけ。だからわたしが言ったことをやってみて。とにかく、何か落ち着きのない人間みたいに、何かやっているという。

 

それは役に立つことをやってほうが、あなたの家族も喜ぶし、庭の手入れするわ、雑草を取るわ、植木鉢を持って来て花を育てる、なんでもいいんだからね。そこは役に立つようにすれば周りも喜ぶし、あなたも喜ぶし。

 

細胞組織を休ませないことなんですね。しかし、激しく動かしちゃうと、疲れて、疲労物質が出ますから、痛くなっちゃうんですね。そうではない状態で、ちょうどいいところで、体を目が覚めたときから寝る時間まで動かしてやる。

 

そうすればすぐ治ると思いますよ。

 

迷信的に考えてしまうのは要注意です。

たとえば、一日、わたしが言ったことを実行しました、とする。その夜は元気に寝た。それでも、「今日は幽霊が出なかったんだからね。明日は霊が出るかも」と出てくるでしょう、考えが。

 

科学的にやらないと。「あ、なるほど、昨日は結構疲れたし、よく寝たんだから、今日も同じやり方でやるぞ」と、そういうやり方でやらなければいけないです。

  

(関西月例冥想会 2016.3.27)

おばけなんてないさ (せなけいこのえ・ほ・ん)

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