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ブッダ ラボ - Buddha Laboratory

Namo tassa bhagavato arahato sammāsambuddhassa 仏道実験室の作業工程と理論

最終回 - ブッダの教えを学ばなくてもよい人間になれるか?(4)

<前回 善悪は普遍的 - ブッダの教えを学ばなくてもよい人間になれるか?(3)

 

そういうことで、素晴らしいことを言っていても、貪瞋痴はあるんです。

そこまで発見することは生命には難しいんです。それでも突然発見する人もいます。それは仏教用語で独覚(どっかく)ブッダといいます。一人で覚る。一人でというのは、自分の覚りは自分だけになっちゃうんです。人には教えません。

 

教えないのは「教えられない」んです。

独覚ブッダという概念があるということは、お釈迦様の弟子でなくても、自分で貪瞋痴を発見する人も輪廻の中で当然あり得る話なんです。

 

しかし、真理を語ることは稀な能力です。

それができる人を正等覚者(せいとうかくしゃ)と言います。サンマーサンブッダ。独覚ブッダじゃなんです。

 

正等覚者は言語能力とこころの働き、宇宙の法則を知り尽くしちゃうんですね。

だからどういうふうに語れば人間が理解できるのかと、そこを読み取れるんです。だからお釈迦様にとっては法を説く相手は誰でもいいんですよ。ものすごいエリートであろうと、ただの召使で文字一つも読めなくても大丈夫です。そういう人々に対して真理を語れます。

 

失礼な言葉になりますけど、世の中で立派なアイディアを持っている人々、立派な性格の人々がいますが、貪瞋痴の壁は乗り越えていないと思います。

怒りがほとんどなく、欲がほとんどなく生きる人もいるかもしれませんが、この壁、破れませんね。

 

わたしたちは貪瞋痴と言ったとたん、汚れている、汚い人間だと思いますけど、そう決めるのは難しいんです。

貪瞋痴がどのくらい働いているのかということで性格が違います。貪瞋痴が基本的な本能としてある場合は別に悪いことはしませんよ。そこを、欲が起動しちゃうと、怒りが活発になっちゃうと、性格が暴れてしまいます。

 

そこが基本的にあるだけであまり仕事をしていない場合は、よい人間なんですよ。

 

それで、過去世でも怒りなく生きてきたのかと、長い間チェックしなくてはいけないんですね。暇があるならば。

 

はい、こんな程度でよろしいと思います。

(終わり)

 

最初から読む:ブッダの教えを学ばなくてもよい人間になれるか?(1)

 

関西月例冥想会 2016.09.17

https://www.youtube.com/watch?v=--FnQrWEhhQ を聞いて書きました。

Buddhism (Religion in Focus)

『お知らせ』

10月23日(日)に大阪アラナ精舎でカティナ衣法要があります。

スマナサーラ長老・クサラダンマ長老・ヤサ長老・ワンギーサ長老はじめとする合計6名のお坊様が一堂に会して法要を執りおこないます。

 

その際にお布施するリストを期間限定(10/17まで)で、個人的に作成しました。

お布施の品は基本的に、お坊様一人につき一つずつ差し上げられるとよいそうです。品物の希望数が6個になっているのはその理由からですが、無理のない範囲でご検討いただければ幸いです。

 

下記お布施リストからお布施したり、また品物選びの参考にどうぞ……

 

アラナ精舎(カティナ衣法要)へお布施するリスト:

アマゾンのリスト

 

カティナ衣法要についてスマナサーラ長老の解説:

仏教徒が衣を布施する大法要(外部リンク)

いまは俗世間の快楽に浸ってしまって解脱の概念なんかは論外だと思っている方であっても、功徳を積んでおけば輪廻転生すると飽きるほど幸福になるので、気持ちは自然に解脱の方向へ傾くのです。

ですから、仏教徒は功徳を積むと解脱することがたやすいことになるのだと理解しているのです。

仏教国の人々が何かにつけて功徳を積もうと 励むのは、そういうわけがあるからです。

カティナ衣の場合は、年に一回しか出来ない。それまた大安居に入ってその決まりを守って安居を正しく完了した比丘たちがいなければ行えません。

 

 

追記:

昨日は、午前中のうちにお布施リストの品物をすべてお布施していただいたようで、リストを訪れていただいてもカラッポだった、という方には申し訳ありませんでした。

また、皆さまの布施行に、わたしからも随喜させていただきまして、生きとし生けるものに回向いたします。<(_ _)>

お布施リストの品物を追加いたしましたので、可能な範囲内で、ご活用いただければ幸いです。

このリストからのみならず、個人的にお布施を送ることも可能です。

(アラナ精舎の連絡先は…… http://aranavihaara.web.fc2.com/arana-Access.html )

お幸せでありますように。

 

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