【経典解説】小部スッタニパータ5.彼岸道品2. ティッサ・メッテイヤ学生の問い

スマナサーラ長老によるパーリ経典解説がありました。

#jtba【ご案内】12/9(金) スマナサーラ長老『パーリ経典解説』18:30～ゴータミー精舎　パーリ経典から翻訳では決して伝わらないブッダの真意に触れてみましょう。どなたでもご参加いただけます。 https://t.co/B7hKpzNOmG #仏教 #お経 #パーリ経典 pic.twitter.com/P6mwyGg39i
— 日本テーラワーダ仏教協会 (@jtba_info) 2016年12月8日

解説の実況ツイートはこちら。

梛(@jtba_talk)/2016年12月09日 - Twilog

前回の経典解説はアジタ仙人からの質問を、お釈迦様が答えたものでした。

今回は、ティッサ仙人の質問です。こちらも非常に難しい。その道のプロ同士の会話なので、偈文をそのまま読んでも意味をすんなり理解できるというわけにはいきません。

後半、こんな質疑応答がありました。

Qずっと気づきを入れて生活するというのは想像できない。偉大なる人になる道はものすごい道で、一生かけてやっても少しも近づけないすごい道なんだなと打ちのめされてしまったんですが……
— 梛 (@jtba_talk) 2016年12月9日

Aあなたは俗世間と出世間の差を感じたんです。別々なんだと。それは一つの智慧が表れたということ。決して落ち込むことではないんです。俗世間の求める世界と、出世間の求めない世界は嚙み合わないとわかっただけ。落ち込むのではなく、そうかそういうものかと。
— 梛 (@jtba_talk) 2016年12月9日

昔の人は、あなたと同じようなことを感じた人は、その場で出家したんです。現代はそういうわけにはいかないだけで。ショックはいいんだけど、落ち込むことない。でも、方法はありますからね。それ発見しないといけない。仕事中でも、すべて流れるんだとみてみれば、それですごい安穏が生まれますよ。
— 梛 (@jtba_talk) 2016年12月9日

いまのあなたの問題は、あなたは気づくために少し時間がかかるだけなんです。いつでも無常で流れるものだというその場の気づきがない。あなたの宿題は、これまで二日たって気づいたことを時間を縮めてみる。それで最終的に今の瞬間に気づくことになるんです。それで終わり。
— 梛 (@jtba_talk) 2016年12月9日

” あなたは俗世間と出世間の差を感じたんです。別々なんだと。それは一つの智慧が表れたということ。決して落ち込むことではないんです。”

ここ重要ですね。