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Namo tassa bhagavato arahato sammāsambuddhassa 仏道実験室の作業工程と理論、実験結果

パーリ経典解説「スッタニパータ 彼岸道品 学生ドータカの問い」1

4月26日、スマナサーラ長老によるパーリ経典解説が行われました。

前回に引き続きスッタニパータの彼岸道品の中から、今回は「学生ドータカの問い」1061~1068(1067~1074)です。

 

注目したパワーワードは、この3つ。

  1. nigghosaṃ(ニッゴーサム) 波が生まれない境地
  2. kathaṃkathiṃ(カタンカティン) あいまい、中途半端
  3. sato caraṃ (サトーチャラン) サティを持って生きる

 

このブログでは順次、3つのパワーワードを巡って、経典を振り返っていきたいと思います。

 

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おまけ:

経典解説講座が終わると、体にパワーがチャージされたような感覚があります。

 

ゴータミー精舎最寄りの幡ヶ谷駅から京王新線に乗り、新宿駅で降りると、かなり長い階段かエスカレーターを登っていかなくてはいけません。夜も更けて、エスカレーターの左側は大勢の人が列を作っています。右側は、エスカレーターを歩いて登っていくほうで、左側のおよそ半分の人数でした。

さらに少数派は、エスカレーター隣りの階段を上っていくんですね。

 

ふと見ると、見覚えのある白髪の後ろ姿が。たしか、同じ経典解説講座を受けた人です。階段の方を躊躇なく進んで行きました。

わたしもそのあとを登っていきました。

 

その人も、パワーチャージされたのかな、と思ってみたり。

足取りが早くて、結局追いつけないまま、その背中は乗り換えの改札へと見えなくなりました。