ブッダ ラボ - Buddha Laboratory

Namo tassa bhagavato arahato sammāsambuddhassa 仏道実験室の作業工程と理論

いつ冥想するのか?

スマナサーラ長老 法話と実践会(ゴータミー精舎)2017.07.09

午前の法話よりメモ書きしました。(当日の午後は冥想のやり方講座でした。)》

 

 

みなさまは、仏教は冥想する世界だと思っていますが、まあその通りです。

 

しかし問題があります。

冥想っていうのは座って寝ることだと思っているんですね。いくら言っても聞いてくれません。ブッダの冥想というのは、冥想と言うと言葉が違ってしまいますが、ずっとやっていなくてはいけないんですよ、寝ていない間は。

寝ていない間はね、ご飯食べたりしゃべったり、仕事したり、いろいろ体の面倒を見てあげたり、いろいろしています。その間で、真理を発見するという仕事をしなくてはいけません。

 

真理と言うのは、この命は何なのかと、なんで生きていきたいのに、生きることは苦しいのか。その真理を発見して、その問題を取り除く、それだけです。

だから苦しく生きているとき、実践しないと。腹が立って怒って、どうしようもない状態になったとき、「なんなのか、これは」と、そのとき実践しないと。

 

だからみなさま方の、原始的な石器時代の考えでは、もう成り立ちません。問題がないときに問題を探す。それはありえないでしょう。ですから、先入観があります。マインドコントロールされていますよ。世の中にある、演じる宗教に。ブッダの教えは宗教ではないんです。科学です。

 

気持ちよく楽しくいるときに、怒りの実験ができますか。

怒りが現れたときは、なんだこれはと、そのとき何が起こったのか、原因はなんなのか、その現場で観察してみる。からくりがわかったら問題が消えます。

 

ですから仏教では、存在をマジシャンに例えています。

なんか、騙されていると。マジシャンは見ている人々をびっくりさせます。しかし、ネタを教えてもらったら、何のことはないんです。二度とだますことはできません。だから、騙されて生きているということで、このからくりを、ちゃんと調べて生きてみてください。

 

お釈迦様の目的は、悩み苦しみが一切ない状況をつくることです。揺らがないこころをつくることです。そのこころが現れると、ものすごい智慧がありますよ。どんなからくりにも騙されません。

 

そういうことで、そのやり方を午後説明します。

今はみなさま方の、疑問、悩み、あるいはなんでもいいんですね。

たとえばわたしの話に気に入らないところがあったらね、そういうのは何の躊躇もなく、何の遠慮もなく聞いてみてください。

(終わり)

 

 

スマナサーラ長老 法話と実践会(ゴータミー精舎)2017.07.09 

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