ブッダ ラボ - Buddha Laboratory

Namo tassa bhagavato arahato sammāsambuddhassa 仏道実験室の作業工程と理論、実験結果

ブッダ八大聖地巡礼(3)−2ビンビサーラ王の牢獄趾

デーヴァダッタ(お釈迦様の妻だったヤソーダラー夫人の弟。出家してお釈迦様の弟子になった)がアジャータサットゥ王をそそのかし、その父親であるビンビサーラ王を幽閉させたと言われる牢獄趾。

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ビンビサーラ王の牢獄趾

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鉄の足かせや鎖などが見つかったので、この場所がビンビサーラ王の牢獄趾と言われているが、考古学的な裏付けはない。

「アジャータサットゥ王はお釈迦様の説法『沙門果経』を聞き、仏教徒になりました。説法が終わって、アジャータサットゥ王が出て行く時、お釈迦様がこう言います。『あの人は、あの聖なる父親を殺さなかったならば、この座を立つ時は覚っていただろう。結局、自分で自分の幸福の道を閉ざしたのです。それでも彼には、これからはいろいろな良いことがあるでしょう』と。それからアジャータサットゥ王は、たいへん熱心な仏教徒として生きていきました。

(中略)

アジャータサットゥ王はどうなったかというと、

お釈迦様の予言*1通り、自分の息子に殺されてしまいました。

 

p258-p259より引用

 

次は、霊鷲山へ向かいます。(続く)

*1:父親のビンビサーラ王と同じように、親バカが原因で将来ひどい目にあう、というもの