ブッダ ラボ - Buddha Laboratory

Namo tassa bhagavato arahato sammāsambuddhassa 仏道実験室の作業工程と理論、実験結果

ブッダ八大聖地巡礼(番外編)

さて、聖地と聖地の間はかなりの距離がある場合もありますが、トイレや休憩はどうするのだろう? と疑問を持たれた方もいらっしゃるかと思います。

 

その一つは、タイの仏教寺院に立ち寄らせてもらう方法。

トイレも綺麗ですし(インドではないようなほど)、食事やおやつを振舞っていただいたこともありました。

聖地では、タイからの観光客・巡礼者がとても多かったです。

タイが経済的に豊かになったことで、タイからの訪問者も増え、お寺も寄進されているのでしょう。

一方で、日本からの訪問者は減っているとの声も聞きます。

日本のお寺も増えてはいないですし、道中に立ち寄らせてもらえるような場所にもなかったようです。

 

二つ目の立ち寄り先は、ドライブインやサービスエリアのような店がある場所。

ここで、お土産になるようなインドのお菓子を買ったり、揚げたてのサモサ(カレーのパイ包みのようなおやつ)を食べたり、チャイを飲んだりできました。

 

三つ目は、青空トイレ。

立ち寄れるような寺院もなく、お店もなく、あるのはただただ広がる菜の花畑のみ……。というような場所で、細長い縦型のテントを用意していただきました。

このときに、ビニール袋が活躍しました。できれば黒色などの小さなビニール袋を何枚も持っていくと便利でした。トイレットペーパーは室内や青空を問わず必要です。

 

今回は、最大で14時間でしたか、かなり長い時間をバスで移動しました。

バスに乗っている時間と聖地にいる時間を比べたら、バス移動の時間の方が長いな…とふと気づいてしまうような。

お釈迦様の当時も、お坊様たちは長い長い距離を歩いて移動する日々だったそうですから、それを追体験してみるという気持ちになります。(といっても徒歩ではなくバスですね)

 

バスの中では、マハラジャ放送局と称して、サンガ出版さんがスマナサーラ長老のお話を聞けるように準備していただきました。

そういうふうに、たくさんのお話が聞けて、質問もできるという、またとない機会だったと思います。

 

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ブッダガヤーの聖なる菩提樹(右から)