ブッダ ラボ - Buddha Laboratory

Namo tassa bhagavato arahato sammāsambuddhassa 仏道実験室の作業工程と理論、実験結果

Diary

ブックレビュー「ブッダは真理を語る: テーラワーダ仏教の真理観とその変容」

今回書いたブックレビューはこちらの本。 ブッダは真理を語る: テーラワーダ仏教の真理観とその変容 (初期仏教の本) 作者: アルボムッレ・スマナサーラ 出版社/メーカー: 日本テーラワーダ仏教教会 発売日: 2015/09/14 メディア: Kindle版 この商品を含むブ…

パーリ語はじめの一歩・日常読誦経典(1)Vandanā(礼拝)

パーリ語 日常読誦経典 ふだん唱えるパーリ語の経典を、細かく分析します。 ときとして、カタカナ呪文になりがちなお経を文法的アプローチで照らして、自分の心から発する言葉に変えていこう、というチャレンジ・シリーズです。 まずは、世界中のブディスト …

ひとりで生きるということ|ブックレビュー

前回まで、このブログで紹介したスマナサーラ長老の法話(「寂しい」シリーズ全7回*1 )と関連した本「ひとりで生きるということ」角川SSC新書、2013年。 ひとりで生きるということ 角川SSC新書 作者: アルボムッレ・スマナサーラ 出版社/メーカー: 角川マガ…

パーリ語を習ったよ|在家仏教徒のコラム

パーリ語初心者講習を受けました。 場所は大阪府岸和田市にあるアラナ精舎。 朝9:30~16:00くらいまでの、3日間連続の講習で、講師はアラナ精舎の木岡さん。 今回、一緒に講習を受けたのは男性1名、女性2名の計3名でした。わたし以外の方は、講習会の間、精…

「永遠平和のために」カント、池内紀・訳

荻上チキ・Session-22│2015年07月28日(火)池内紀「カント『永遠平和のために』を訳した理由」Session袋とじ http://t.co/NZaIRO581U @Session_22 安倍総理にも手渡したというこの本、読んでみたらすごいので引用ツイートしていきます— チエリ (@thierrybud…

映画「マッドマックス」を観たよ|在家仏教徒の日記

最近話題になっている映画「マッドマックス 怒りのデス・ロード」を観に行きました。*1 Ⓒ公式ホームページ その日はレディースデー。チケットカウンターで座席を選ぶとき、すでに埋まっている座席は「おひとりさま」が多かったので、きっと自分と同じように…

【在家仏教徒のコラム】承認欲求にさいなまれる

この「承認欲求」という言葉、実はメジャーな言葉だったんですね。 わたしは、最近できた造語だと思ってWikiってみたら、少なくとも2007年には日本語で「承認欲求」が存在していたと知って「Wikiビックリ」しています。(これはわたしの造語です。今思いつき…

「真っ赤なウソ」養老孟司 大正大学出版会【ブックレビュー】

「真っ赤なウソ」養老孟司 大正大学出版会2004年 を読みました。 真っ赤なウソ 作者: 養老孟司 出版社/メーカー: 大正大学出版会 発売日: 2004/07 メディア: 単行本 購入: 1人 クリック: 4回 この商品を含むブログ (8件) を見る 養老孟司が語る、世の中…

「結局は自分のことを何もしらない」アルボムッレ・スマナサーラ(サンガ新書)【ブックレビュー】

「結局は自分のことを何もしらない」アルボムッレ・スマナサーラ(サンガ新書) を読みました。 結局は自分のことを何もしらない―役立つ初期仏教法話〈6〉 (サンガ新書) 作者: アルボムッレスマナサーラ,Alubomulle Sumanasara 出版社/メーカー: サンガ 発売…

みんなに判断させれば、愛されるリーダーになれる

最近、Book off へ行きまして、何冊か本を買いました。スマナサーラ長老の本も数冊買いましたが、よく見ると値札シールが3枚くらい重ねて貼られていました。自宅で用心深く剥がしてみたら、一番下の値札が「510円」で、次が「700円」、一番上の値札、…

書評「わたしの名は紅(あか)」オルハン・パムク著、和久井路子訳

小説「雪」に続き、二冊目のオルハン・パムク氏の小説を読みました。 感想をざっくり言うと… ミステリ小説として素晴らしい。お正月休みの読書におすすめ 歴史知識として貴重。1590年ころ(日本では豊臣秀吉がトップリーダーの時代)のトルコの様子が「…

書評「父のトランク ノーベル文学賞受賞講演」オルハン・パムク著

オルハン・パムク著の小説「雪」を読んで、私自身の世界観からのみ、トルコ・イスラム社会を眺めて満足していたと思い知ったことを、先日このブログに書きました。*1 今度は、同じくパムク氏の「父のトランク」を読んで、再びショックを受けてしまいました。…

書評「雪」オルハン・パムク著、和久井路子訳

オルハン・パムク氏が書いた小説「雪」(和久井路子 訳 藤原書店)を読みました。 この記事は結末にも触れますので、この後の文章にはご注意ください。「ネタバレ注意」です。 雪 作者: オルハン・パムク,和久井路子 出版社/メーカー: 藤原書店 発売日: 2006…

「ブタはしゃべる」、これ知っていますか? 答え:自転車の安全点検ゴロ合わせです

「ブタはしゃべる」は自転車を安全点検するときのゴロ合わせだそうです。 一体、どんなゴロ合わせ? もともと自転車に詳しくない私には想像もつきません。 そこで困ったときの、インターネット先生ー! 教えてくださーい。 検索してヒットしたのは、千葉県浦…

タイ語でゴキブリは、「汗臭い虫」。それでも私たちは一緒に生きていく。もちろん別々の道をね!

ゴキブリは英語でcockroachというんですよね。スペイン語由来だとか。スペイン語で糞を意味するcacaが語源ではないかと言う説もあります。 タイ語では、แมลงสาบ(マレーングサープ)汗臭い虫、という意味だそうです。 日本語のゴキブリは、「御器かぶり(ご…

托鉢にお布施したい

ผัดมักกะโรนี(パット・マカロニー)マカロニ炒め。甘いスパゲティナポリタンみたいな味です。#托鉢 #ทำบุญ pic.twitter.com/z5HaGxUaTb — 仏教してる? (@thierrybuddhist) September 26, 2014 ジャーマンもびっくりの芋だけジャーマンポテト。#托鉢 #ทำบุญ…