ブッダ ラボ - Buddha Laboratory

Namo tassa bhagavato arahato sammāsambuddhassa 仏道実験室の作業工程と理論

蚊、ゴキブリ、アブラムシとどう付き合えばいいか?

7.質問「生き物を殺さない、という仏教の教えが気持ちがいいんですが、自分にはどうしてもできないことが。寝るときに蚊がいたら蚊が死ぬのは分かっているのに蚊取り線香を焚いてしまう。ゴキブリにもホウ酸団子を。作っている野菜にアブラムシがいたら、退治してしまう。どうしたらいいか」

(2014年10月4日(土)スマナサーラ長老「法話と実践会」よりメモしました。今回の質問は9つでした。そのうち7問目です)

動画はこちら⇒ Ustream.tv: ユーザー DhammaStream: JTBA, JTBA. 仏教

難しい問題だと思います。あなたの個人的なケースの場合は、生命を殺さないようにがんばります、ゴキブリのことも心配します。しかしあまりたくさん家にいると困りますという気持ちでいるとゴキブリがいなくなる。神秘的な話に聞こえますけど。アブラムシも、ここは食べてもいいよと範囲を決めてください。そうするとそうなるんです。命を守ってあげると向こうも応えてくれる。

ゴキブリ。昔大学の寮で生活していた時、掃除機で全部取っちゃうんです。それから外へ逃がしちゃうんです。でもなかなかそのいたちごっこが終わらない。なぜなら私の心の中でごきぶりが嫌な奴だという気持ちがあった。ある日、私の手違いでゴキブリを一匹殺してしまった。それからすごく後悔した。なんてことをしてしまったんだと。それで、心の中にゴキブリはカワイイと言う気持ちが起こった。それからゴキブリがいなくなった。どこを探してもいない。たまに飛んでくるが、すぐにいなくなった。慈しみのこころになるとそういうことが起こる。

菩提樹を育てている。ある日小さな虫が菩提樹の葉っぱについた。葉っぱが全滅しそう。霧吹きで水を掛けようとしたが、やめた。小さな虫にとっては霧吹きの水さえ洪水みたいなもの。それで諦めた。虫の寿命はとても短いんです。菩提樹が枯れてしまっても仕方ないなと諦めていたら、その後虫はいなくなった。

スリランカでは虫に食べられてる野菜もみんな喜んで買う。虫に食われたものをあえて買うお客さんもいる。その野菜が安全ないい野菜と言うこと。虫は私たちを助けていますよ、本当のところ。水たまりを見て、生き物がいたら安心、安全と思って触ってみたりする。虫は害虫でなく私たちを助けてくれている。

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