9.質問「輪廻とか、自分の下の次元の生命のこととか、考えると落ち込んでしまう」
(2014年10月4日(土)スマナサーラ長老「法話と実践会」よりメモしました。今回の質問は9つでした。そのうち9問目、これで終了です)
動画はこちら⇒ Ustream.tv: ユーザー DhammaStream: JTBA, JTBA. 仏教
輪廻や生きていることと言うのは、危険なシステムだと理解すること。
輪廻がいかに怖いことかとは、現実ですから知ってほしい。
いい人間でも最期に嫌な気持ちになったらしようがない。死ぬときは誰だって病気で倒れて苦しくて……嫌な気持ちで死ぬ可能性が高い。
その危険性、危機感は必要でしょう。
落ち込む必要無い。
津波は危険。津波警報が出たら警戒するだけ。地震は危険。ではどうすればいい、と行動する。落ち込む場合?
危機感が必要です。津波なんてただの波でしょうとごまかしていい? 本当のことを言わなくちゃいけない。
輪廻がとても危険なものだと危機感を感じて、ではどうすればいいと、慈しみを実践して心を清らかにして執着をなくせば、安全ですね。
体が病気になると知っていれば、実際に病に倒れても、ああそろそろ来たかと落ち着いている。こうなると十年間も観察していたんだよと。
明るくなります。
そういう方法を教えていますから、仏教では。
昨日の「法話と瞑想の会」メモを書き終えました。全部で9問。メガ盛りです。あなたの悩みに近いものがありましたか? 私はありましたよ。いつも思うけどこのタイミングって、タイムリーと言うか何というか…|法話メモhttp://t.co/FxE0nkSUgW
— 仏教してる? (@thierrybuddhist) October 4, 2014