ブッダ ラボ - Buddha Laboratory

Namo tassa bhagavato arahato sammāsambuddhassa 仏道実験室の作業工程と理論

夫がウツです

質問

「わたしの夫がウツで、ちょっと長い期間になります。夫は家事をきっちりやってくれるので、わたしが働いて料理もしています。夫が落ち葉を掃いてくれたりするので『すごいね』などと愛語しか使わないように、穏やかにするというのがわたしの修行だと思ってやっています。

わたしの収入だけでは足りないので、年金をもらっています。夫がアルバイト程度でもできるようにそれを目標に二人で話しているんですけど、それでいいのかなと。

それと、夫は落ち込むと引きこもってしまいます。わたしは『どうした? 大丈夫?』など声かけをしていますが、わたしがもっと何かできることがあるのでしょうか?」

 

回答(スマナサーラ長老)

 

わたしには別に問題は見えませんだけどね。

しっかり頑張っているような気がしますけどね。

 

あなたはちゃんと褒めてあげるという、ポジティブデータを入れることをやっているしね。そこを続けてやってください。相手が何か仕事をするんだからね。「ああ助かりました。あなたがいてよかった」とそういうふうにポジティブデータをずっと入れてあげる。それで本人が精神的にしっかりしますから。

 

病気を持っているなら、突然落ち込む可能性は、それはまあ覚悟してください。もしかすると、それは持病かもしれませんしね。それも後で、「あなたが落ち込むとわたしまで悲しくなっちゃいますから」というと、本人もあいつに悪いんだからということで落ち込まないようにすることもあり得る。

 

それから、責めてはいけないんですね。もし本人がアルバイトをして、ほんのちょっとでも収入が入ったら、「よかったね、助かりました。わたしの収入だけではうまくいかないんだから、あんた頑張った、頑張った」と。病気があるんだから波があるかもしれませんが、「しっかり頑張ってよ」とあまりにも押す必要はないんですね。

 

質問者

「年金をもらっていることで、本人も落ち込んでしまって、わたしも気にかかるんですが」

 

中道で頑張ってくださいね。あまりにも強引に推し進めるのではなく、軽く押してあげるというね。

 

質問者

「今は冥想合宿とかいける気がしません。うちで冥想修行はコツコツやっていますが、どうしたらいいんでしょうか」

 

それはそれでやってください。

あえてわたしには何も問題は見えませんよ。

 

あなたはいろいろなことを比較するかも。向こうは向こうで病気を持っているから、それはあなたに関係ないし、それなりに手を加えればよろしいしね。

 

あんたはあんたでしっかり頑張ってください。あんたは明るく頑張っているんだと。世の中のことと比較する必要はないんです。あんたは普通の女性よりも尚更仕事をしているんだから。人の精神的なところまで助けてあげているんだからね。これは普通の女性よりはすごくいいことだと思いますよ。周りから褒められなければいけないことを、あなたはやっているんです。

 

質問者

「家族も協力してくれているので感謝しています」

 

それでいいんじゃないですか。泣く必要ないでしょう。あなた幸せでしょう。

(終わり)

 

法話と実践会(スマナサーラ長老)ゴータミー精舎2017.11.12

https://www.facebook.com/jtheravada/videos/vb.138184189576792/1556274701101060/?type=2&theater

を聞いて書きました。

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スマナサーラ長老の法話メモ(@jtba_talk)/2017年11月12日 - Twilog