ブッダ ラボ - Buddha Laboratory

Namo tassa bhagavato arahato sammāsambuddhassa 仏道実験室の作業工程と理論

45年間の出来事に、40万無数劫の準備期間がありました|釈尊(前編)

(ウェーサーカ祭(食事のお布施)スマナサーラ長老法話 東京2015.05.23よりメモしました。)

 

インドの数字で、「無数」という数字がありまして、頭で計算できないんですね。

日本語では、億、兆、という単位があります。兆もよくわからないんですね。あまりにも数字がありすぎちゃってね。無数っていうのは、わたしはアバウトで言いますけど、10の180乗ですね。

 

それで、無数というのを1として、無数が40万ある中で、お釈迦様が修行をしていたんです。どれぐらい長いかともう、分からないんです。

無数×40万劫、なんです。単位は年ではなく、劫です。1劫と言うのは宇宙が現れて消えるまでの時間なんです。ですからわれわれが計算できる年単位では、数えられないんです。

そこで、宇宙が現れて消える時間が一劫、それが40万劫、それで波羅蜜を完成させて、その長い時間で人格を育てて育てて、やっと最後に人間に生まれて、ブッダになるんだと。

 

だからこれは、大変な出来事なんです。ブッダに等しい存在は、いないんです。神々の間でも、梵天の中にも、どこにも。

われわれは、そういうブッダの教えを学んでいる仏弟子たちなんです。

 

そこで、お釈迦様に説かれた言葉っていうのはね、どうやって砕いてみても、微塵も間違いは見つからないんです。

仏歴年号を数えるならば2559年、それは涅槃に入られた日から数えているんです。涅槃に入られた日が0年で、それから一年経ったら仏歴一年。

 

お釈迦様がブッダになったときは、あれほど長い間、訓練して訓練して、修行して悟りました、やっと。それから般涅槃まで、たった45年なんです。だから、儚い。無常と言えばね。

その45年間の出来事に、あれほどの準備期間がありました。

 

われわれはね、ほんのちょこっと準備するにも嫌がっちゃいますからね。お釈迦様のことを思っちゃうとね、40万無数劫、準備していたんだから、訓練していたんだから。

それだから、準備期間が長いということは、それくらい大胆な結果を出します。ブッダが悟りを開いたときは、8400、宇宙の至る所に生命がいるんですね。そこに、ものすごい光が現れて、響いたんです。それくらい大胆な出来事なんです。

ダンマパダ153、154 「家」を作る大工さん|釈尊(後編)に続きます) 

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お釈迦様のエピソード:お釈迦様はなぜ出家した?(前編)

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