ブッダ ラボ - Buddha Laboratory

Namo tassa bhagavato arahato sammāsambuddhassa 仏道実験室の作業工程と理論

親子が仲良くすること - 束縛の多い世の中で自由に生きる(2)

前回 

束縛の多い世の中で自由に生きる(1)

 

「束縛の多い世の中で自由に生きる」、このテーマにしたっても、わたしが決めたテーマでしょうかね? 

そうではないんです。結構前からみんなにね、提案をたくさん出してもらって、「わたしが考えたテーマになってほしい」と思ったかもしれませんが、ほかはチャラになっちゃったんですね(笑)。

 

そこですよ、ポイントは。

四十くらいの候補の中で、全部を細かく調べて、みんなの役に立つことはこうではないでしょうか、というのがありまして、みんなが誤解するところはこうではないかと、いろいろ調べて、このテーマになりました。

 

ですから、わたしの文句を言わないでください。「難しいことをしゃべっているんじゃない」とかね。

 

そこで、「本当の自由はなんなのか?」と知りたいんですね。

わたしは結論としての答えをまず出しました。

 

激流を渡る方法を学ぶ。

答えはそれなんですね。激流を渡る。

泳ぎ方を学べばいい。それが自由と言うんです。

 

まず、束縛と言うものを学ばなくちゃいけない。

仏教的には、何に対して攻撃するのかと、まずそこをはっきりしないと。解釈がわからなくなっちゃうんですね。

 

束縛の世界はなんでしょうか、というと、環境に依存すること。

われわれは環境に依存しないと生活できないんですね。自由になりません。

 

二番目は、世界の決まりがありまして、自由にはなりません。

 

三番目、国・文化・習慣などの決まりがありまして、自由になりません。

 

四番目、家族などの社会の束縛がありまして、自由になりません。

 

五番目、身体も制限を持っていますね。自由になりません。

 

六番目、こころの病みがあるんですね。これは二つに分けました。

七番目、こころの病み②執着。執着もこころの病みなんです。執着があるから絶対に自由にならないんですね。

 

これから一つひとつ説明していきましょう。

最初にわたしが言いたいのは、自由がありません、ということ。束縛があるんだけど、はっきり束縛と言う敵のことを知らないとね。攻撃できませんから。敵の姿を知れば、攻撃の仕方も見えてくる。

 

環境に依存すること。

地球環境が作って育む命です。自由にならない。わたしたちの命っていうのは、地球環境から現れたものなんです。自由になるっていうことはありえないんです。地球自体は、太陽やら他の星との関係で生きていて、それはまた別な環境で生きていて、そのシステムの中でほんのちっちゃな生き物として生まれたんだから、そこで自由になろうと考えないほうがいいんですね。

 

そこでわれわれはどんな態度をとればいいんですかね?

自分という存在に環境が攻撃しない程度に仲良くすることなんですよ。

 

家族で考えてください。

ひとりの子供が「わたしは自由だ」とわがままをやっちゃうと、親に攻撃を受けて、かなりひどい目に合うんですね。ちっちゃな子供は親に育てられているんだから、親から自由にはなりません。

 

ですから、親の機嫌をとって仲良くすれば、親が喜んで「いい子や」と面倒をみてくれるんですよ。育ててくれるんですよ。

自由になるというのはそういうことなんです。

 

親は、「自分の子供がいい子で幸せだ」と、子供も「うちの両親は世界一で、最高だ」とお互いいい関係です。しかし、自由になったかと言うと、そこはちょっと。

でも、自由ではないことが、トラブルにはなっていない。美しく流れるようになっているんです。

(続きます

地球とは - 束縛の世の中で自由に生きる(3)

 

束縛の多い世の中で自由に生きる~本当の自由とは~

スマナサーラ長老法話 2016.07.17 

https://www.youtube.com/watch?v=Q_r3KpWK_JY&feature=youtu.be(限定公開動画)を聞いて書きました)

 

The Family Book

参考外部サイト:

仏教講義 17.人とのつきあい方 (7)善友選びから社会人へ(No89)

 お釈迦さまはまず、「東の方向は両親です」とおっしゃるのです。つまり親子関係ですね。私たちはどこにいても、両親との関係をなくすことはできません。偉そうに「両親とは縁を切った」と言う人がいますが、その人は人生の失敗者です。人生がうまくいかなかったということなのです。両親とすごく仲がいいというのは、すばらしいことでしょう。(略)

 

 お釈迦さまは、まず子が親になすべきことを五つ挙げられています。……

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