午後の月例講演会の前に、映画「この世界の片隅に」を観ました。
たんぽぽ茶。ミルクキャラメル一個付き。
森永ミルクキャラメル。これは入場者プレゼントでした。
この日、座席は予約で満席。立見席を求める列が劇場の外まで続いていました。
なにか、お客さんの「これは観たい!」という静かな熱意を感じつつ、ホールの中へ。
上映している劇場が限られていることもあるかもしれません。わたしは午後から月例講演会なのにヘビー過ぎないかという気はしたものの、今日の機会を逃すと次はわからないな、と思ったので、えいやっと実行。
結果、やっぱり観てよかったです。
戦争を扱う映画の新しい幕開けだと思います。
午後の月例講演会「こころのストレッチ」では、幸せになる方法を具体的にいくつも紹介されました。
その方法は結局のところ全て、堂々巡りする思考パターンの「ループを切る」ことなんです。
もし、こうした小さな「ループを切る」ということができたなら、間違った判断が少なくなる。その積み重ねが、破壊への道を進まない確実な方法なんだと思います。
映画「この世界の片隅に」を観たあとで、より強くそう感じます。
「こころのストレッチ」の実況ツイートはこちら
梛(@jtba_talk)/2016年11月19日 - Twilog
このツイートの中に、たくさんの幸せになる具体的な方法が書かれています。例えば……
仏教の世界では、極端にシンプルな訓練で、心を治していくのです。例えば、ティッシュ一枚でも折り紙一枚でも、実況中継しながら、完璧に二つに折ってみる。完璧にできたら喜んでリラックスを感じてください。次にしっかり四つに折ってみる。過去も未来もない、実況中継で心を守らなくてはならない。
— 梛 (@jtba_talk) 2016年11月19日
それから、八つに折ってみる。この実践をすると、心がリラックスして、硬かった心が柔軟になる。こういう単純な訓練によってしか、心は成長しないんです。複雑なことをすると、妄想だらけになるだけ。この世界で複雑な子とは起きません。瞬間瞬間、SIMPLEなことが起きているだけ。
— 梛 (@jtba_talk) 2016年11月19日
ティッシュを折る訓練でまだ足らないならば、まず手を握る。小指から一本ずつ、伸ばす、伸ばす、と実況中継しながらゆっくり伸ばす。微妙な動きを感じてください。目を閉じて。誰でも5分位かかりますよ。それで破ってみると心がものすごい安らぎを感じるのです。そうやって体を動かす方法で、
— 梛 (@jtba_talk) 2016年11月19日
心が整理整頓されていくんです。瞬間瞬間何をやっても、心はそれを学ぶんです。これは意識でないんです。何気ない行為もすべて心に記録されます。次どうしますかと決めるために必要だからでづ。ですから、行為するたびに脳にフィードバックされるんです。心はなんでも覚えておくんです。
— 梛 (@jtba_talk) 2016年11月19日
しかし心はいつも間違った判断をする。間違った判断にもデータが必要です。心は一度たりとも成功した経験がない。それが他人のせいだと思っている。そこで、紙を二つに折るという単純な行為をさせて、成功したんだというフィードバックを与える。脳に新しいループを作るのです。
— 梛 (@jtba_talk) 2016年11月19日
ほかにも、身近なものに「美」を感じてみる、服を丁寧にたたんで片づける、身の回りの生き物を自分と繋がっているものとして感じてみる、他人や他の生命を善悪判断しないでみてみる、小さな失敗に「嫌だな」と感じることをやめてみる、……など。
こんな感じで、具体的な提案が「これでもか、これでもか!」と長老から千本ノックのように繰り出されました。
何か一つでも実行して、カキーンとボールを打ち返したいですね。
過去の月例講演会などの一覧:
http://thierrybuddhist.hatenablog.com/entry/2015/12/25/215354