四番目に訪れた聖地は、ヴェーサーリ。
ここヴェーサーリでアーナンダ尊者が唱えたのが「宝経(たからきょう)」です。
宝経(全文)
https://j-theravada.net/world/sutta/sutta-05/
ここから本物ではないかと言われる仏舎利が出てきたそうです。
仏舎利は発掘後、スリランカに運ばれて保管されているということです。
ヴェーサーリでお釈迦様は三ヶ月後に涅槃に入ることを宣言していました。
次にケーサリヤを訪れたお釈迦様は、ヴェーサーリからずっと付いてきていたリッチャヴィ族の人々に、自分の托鉢用の鉢を渡したそうです。帰りなさいといっても帰らない彼らに、仕方なく一緒に来ることを許可したことになります。
そのことから、ケーサリヤのストゥーパは一番上の部分が鉢の形をしていると言われています。このストゥーパを建てたのは、アジャータサットゥ王だったということです。
次に訪れた聖地は、クシナーラーです。