ブッダ ラボ - Buddha Laboratory

Namo tassa bhagavato arahato sammāsambuddhassa 仏道実験室の作業工程と理論

プレッシャーで体調不良(3)|緊張感

プレッシャーで体調不良(2)|Happiness!! より続きます)

 

 

わたしにしたっても、個人的なことなんですけど、楽しくなければ何にもやる気が起こらないんです。

わたしは人を怒鳴ったりすることも結構ありますけど、怒っては怒鳴りません。それなら気持ち悪いんです。人に対してすごく厳しいことを言っている場合でも、こころの中では無茶苦茶楽しいんです。わたしが厳しいことを言ったり怒鳴ったりしても、相手から怒りを買うことはないんです。なんとなく向こうもわかっちゃうんですね。これは相当ふざけているんだと。「そんなこと言っても本心では全く違うだろう」と相手も喜んじゃうんです。

 

そういうふうに、どんな場面でも喜びを感じて生きていけなければならないんですね。それが欠けちゃうと、もう、大変ですよ。

 

みんな、人生は水が流れるように流れてほしいとか、あほな期待をするんですね。経済状態はいつでも良くて、そんな馬鹿な期待だからダメになっちゃうんですね。そんな世界は別にどうなっても、自分にとって楽な仕事になったりきつい仕事になったり、左遷されたり、いろいろありますけどね、それにはまったく気にしないで、自分が楽しく生活する。

 

釣りバカ日誌」という映画がありますね。主人公が辺鄙な場所へ飛ばされる。しかし本人は「ああ、よかった。毎日釣りができます」と喜んじゃうんですね。あの映画は生き方を教えているんですね、結局。

 

何を教えているのかというと、われわれはできるだけ緊張感をほぐして、楽しく生きていきましょうよと。楽しく生きることは、ふざけることじゃない。楽しい人ほど、良い成果を出すんです。

 

自分が電車を運転するときでも、すごく楽しく、無茶苦茶喜びながらやれば、ストレスは感じませんよ。

運行システムができているんだから、そんなに緊張する必要はないでしょうに。決まりを守れば安心だから。

 

上司が心配しているのは、システムがあるんだからと調子に乗っちゃうとやばいと。調子に乗るということは自我を張ることなんですね。そうするとちょっとしたミスで大変なことになることがあります。また、大勢の人を運ぶ仕事ですからね、事故があってはならないでしょう。

そこを理解してほしいんだけれど、日本の場合は、指導する側が言い方をわからないんですね。それはしょうがないんです。小学生の場合も、指導する側が緊張感をかけるんだから、子供たちに。

「紙を四つに折りましょう」と、これがえらい緊張した仕事なんですね、幼稚園なのに。

ニコニコ笑ってやりましょうという感じがないんです。できなかったことに対して、「これはダメ」と言っちゃうと子供は緊張しちゃうんですね。

 

幼稚園のころから、緊張をかけられて大きくなって、頭が動かないんですね、みんな。ですから、常に、楽しく生きる。楽しく仕事をする、楽しく料理をする。やることはなんでもかんでも、楽しく行います、ということで、きつい仕事であっても、「どうすれば楽しくなるのか」と考えればいいんです。いくらでも、幅広い人生があらわれてきます。

 

わたしが最近考えたことなんですけど、われわれはしゃべる人間で、文章を書く人間で、あれってよく考えると、大胆な興味を引く面白い言葉を考え出すということはすごく難しい仕事だと思いますけどね。

プロの人が一つのネタを考え出すまでに、無茶苦茶、苦労している。二、三週間、あるいはもっと長い時間、考えて考えて、メモを書いて書いて、それで「あ、いいネタができた!」と発表したっても、「なんだこれは」という反応なんですね。すごく難しいとは思いますね。そこで、ただ楽しくいれば、いくらでもアイディアなんかは出ます。その場、その場で。

 

お笑い芸人のなかでも、トップクラスの人々がいるでしょう。ああいう方々はそのまましゃべるだけでしょう。さんまさんとか、いろいろいますね。その場でその場で、使う言葉はすごいんですよ。ちょっと品がない言葉もありますが、品がなくても才能は無茶苦茶あるんですね。

 

あんなの緊張の人生ではできるわけないでしょう。お笑い芸人たちは、緊張が入った途端、ダメになっちゃうんですね。

プレッシャーで体調不良(4)|最終回に続きます)   

 

関西定例冥想会 2010.06.13

http://www.voiceblog.jp/sandarepo/1157700.html よりメモしました。

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