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ブッダ ラボ - Buddha Laboratory

Namo tassa bhagavato arahato sammāsambuddhassa 仏道実験室の作業工程と理論

食事で気をつけること(5)変な “ 経済学 ”

説法めも 死・老い・病気

前回 食事で気をつけること(4)ガソリンとして

 

一日一食か三食うんぬんではなく。

一日一食っていうのはお釈迦様が科学的にかんがえているところで、車には燃料タンクがありますね。その大きさはエンジンの能力に合わせているでしょう。小型車は一リットルで結構走りますね。ということは、燃料タンクが小さい。

 

すごく重いリムジンだったら、一リットルで四、五キロも走らないでしょう。

燃料タンクはどうですか? バカでかい。

アメリカのハイウェイでは、ある間隔でガソリンスタンドがありますね。だいたい、燃料がそろそろなくなってくるとガソリンスタンドがあるそうです。

 

だから、人間が頭でしっかり考えて物事をするときはしっかりと正しいことをするんです。

自然に体ができている場合は、ガソリンタンクがあるでしょう、胃袋と言う。これは金属じゃないからゴムみたいに伸びたり縮んだりする。それがまずかったでしょうね。

 

これ勘違いしているんです。

伸びるんだから。入れれば入ります。風船のように膨らませちゃうんです。それはとても危険なんです。膨らむのは入れたものを消化するためなんです。

 

だから胃袋に運動する余裕が必要です。

伸びて縮んで、伸びて縮んで、が必要でしょう。伸びきったままでどうやって運動するんですか。それですごく苦しくなる。消化不良にもなる。

 

そこで体に栄養が行かないんですね。

細胞組織のレベルでは信号が入ってこない。遅い。そうすると、飢えた信号が脳に行くんですね。脳に言うんです。「栄養を入れてください」

 

本当は食い過ぎなんですけど。

細胞の信号は、脳は真面目に聞く。人間が目で見た信号はあまり聞かない。

 

脳っていうのは細胞の奴隷みたいになって管理する仕事で、細胞組織から栄養がないと信号が入ったらすぐに指令を出すんです「食いなさい」と。

それで食い過ぎの人が更に食べる。

 

食べ過ぎだと見えてない。

食べているのにまた何かをとって食べている。これで悪循環が生まれる。

 

言っても言っても、食事量を管理できない。

「あなたすでにこれくらい食べたでしょう。なんでまたバナナを食べているんですか。ケーキを食べているんですか」

食べたものがちゃんと細胞に入っていないんですね。

 

各細胞組織は、たとえば、日本という国は金があるかもしれませんけど、われわれ個人には関係ないでしょう。

国の国家予算は兆単位でやっているのに、われわれには関係ないんです。

もっとおしゃれな服を買いたいんだけど、この給料では買えない状態でしょう?

 

日本国としては金持ちなんだけど、細胞一個一個をみたら金がないでしょうに。

そうすると必死に、もっと儲けなくては、もっと金を手に入れなくてはという状態が生まれてくる。そうすると世界的にも、社会システムが壊れるんですよ。

 

中国人がどこまで成長すれば気が済むと思う? 済まないんです。

あれほど国に金があるんだけど、中国人一人一人は貧乏だから。もっとがんばらなくちゃ、といいうことになるんです。

 

変な経済システムが、世界中で同じシステムで、起きているんです。

われわれ個人個人が食べるときでも、同じ経済学でやっちゃうんです。たくさん食べちゃうんです。そうすると、胃袋が動かなくなっちゃって、消化するためにすごく時間がかかっちゃう。

 

その間に細胞組織が、栄養が入らないと悲鳴をあげている。

それで脳がもっと食べなさいと指令を送る。脳に命令されるともうどうにもならない。

従うしかないんです。

だから食べるわ、食べるわ、食べるわ。

 

だいたいアメリカ人が冥想なんかしてると、体調をみるんだそうですね。

ちょっと太り気味だとみたとたん、この人信頼できないと。わたしもちょっとその癖があるんだけど、体をみたら、精神的に不安定か、しっかりしているか、すぐわかりますね。

(続きます

食事で気をつけること(6)一食で一日走れる

 

スマナサーラ長老法話 関西月例冥想会 2016.3.27)

Rich People Poor Countries: The Rise of Emerging-Market Tycoons and their Mega Firms

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