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ブッダ ラボ - Buddha Laboratory

Namo tassa bhagavato arahato sammāsambuddhassa 仏道実験室の作業工程と理論

言葉のラベルが追い付かなくてもどかしい

質問

「ふくらみ、縮みを観る修行をずっとやってきたのですが、ここ数週間くらいでいきなり高速化が起きてきて、今現在、ふくらみ・縮みの一呼吸で、四十か五十くらいのふくらみ縮みを観ています。

じぶんでも何が起こっているのかわからなくて、どうしたらいいでしょうか?

 

現象のほうが早いので、言葉のラベルが追い付かないのがもどかしいという状態です」

 

回答(スマナサーラ長老)

 

そのままやってみてください。

能力が上がると、そこはやり方が何か見つかります。

 

言葉は遅いですからね。

現象は早いし。

 

そこをどう解決するのかというのは、ご自分の能力ひとつですよ。

その能力が上がるまで頑張るしかないんです。

 

ふくらみは、無数のふくらみで成り立っていますから、無数のふくらみがみえてくれば言葉がないとは思いますけど、それなりに「ふくらみ、ふくらみ」と言って、または「縮み、縮み」と言う。

言葉というのは安全対策だからね。どうしても必要なんですね。

 

「ふくらみ、ふくらみ、ふくらみ」と三回言っていないんだけど、本当はふくらみは無数回起きたんだよ、という理解がご自分にあるでしょう?

それで結構だと思います。

 

無数回のふくらみなんですけど、言葉では三回しかかけていないんだと。それでも言葉をかけていかないと、妄想が出て来て、心配したりして、どうしようかと思ったりして、などの問題が起きちゃうんです。

どうするもない、実況すればいいや、ということにすれば、それで解決です。

(終わり)

 

スマナサーラ長老 東京法話と実践会 2016.10.30

http://www.ustream.tv/recorded/92526227 (期間限定公開)を聞いて書きました。》

Butterflies in My Stomach and Other School Hazards

 参考外部サイト:

【6】 冥想の具体的手法と自我についての質問

Q: ヴイパッサナー冥想のとき、ラベリングの対象が何種類かできてくることがあります。 たとえばものを持って歩いているとき、足の方に 「左、右」 とラベリングするのか、ものを持っています、とやるのか、どちらでしょう。

A: …… (略)妄想が出たからといって気に病んだりする必要もありません。
それも人間という生物のひとつの動きですから。

気がついたら 「妄想、妄想」 と、気がついたとおりに見ておけばよいのです。

中に入ってしまわないようにだけ気をつけてください。

妄想が出たから冥想はうまくいかなかったということではありません。

確認さえできれば、それでいいのです。

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