ブッダ ラボ - Buddha Laboratory

Namo tassa bhagavato arahato sammāsambuddhassa 仏道実験室の作業工程と理論、実験結果

ブッダ八大聖地巡礼(3)−1ラージャガハ

ブッダガヤーで覚りを開く以前、お釈迦様は出家した後、カピラワットゥからマガダ国の都ラージャガハ(王舎城、ラージギル)にやってきました。

(中略)

ラージャガハに現れたお釈迦様に、ビンビサーラ王は「出家などやめて、一緒にこの国を治めましょう」と申し出ます。しかしお釈迦様はその申し出を断ります。それではと、ビンビサーラ王はその申し出の代わりに「あなたが真理を発見したら、最初にわたしのところに来て教えてください」とお願いしました。

(中略)

(その後、覚りをひらき)再びラージャガハを訪れたお釈迦様とあったビンビサーラ王は仏教徒になりました。諸王の中で最初に仏教徒になったのはビンビサーラ王です。そして王は覚りをひらき、第一段階の預流果の覚りに達します。

p244より引用しました。

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ナーランダー大学(ラージャガハ郊外のインドで最初の仏教総合大学)

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大学は、僧院、僧房、上下水道設備、穀物倉庫、巨大な図書館を備えていて、まるで一つの町のようだった。12世紀にイスラム教徒が侵攻してきて、大学と思わずに全てを燃やし尽くした。このレンガの壁はに残るのは、その時の火事の焼け跡。煤けて黒くなっている。

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ナーランダー大学の僧房

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竹林精舎の沐浴の池

この後、ビンビサーラ王の牢獄趾に向かいます。(続く)