ブッダガヤーで覚りを開く以前、お釈迦様は出家した後、カピラワットゥからマガダ国の都ラージャガハ(王舎城、ラージギル)にやってきました。
(中略)
ラージャガハに現れたお釈迦様に、ビンビサーラ王は「出家などやめて、一緒にこの国を治めましょう」と申し出ます。しかしお釈迦様はその申し出を断ります。それではと、ビンビサーラ王はその申し出の代わりに「あなたが真理を発見したら、最初にわたしのところに来て教えてください」とお願いしました。
(中略)
(その後、覚りをひらき)再びラージャガハを訪れたお釈迦様とあったビンビサーラ王は仏教徒になりました。諸王の中で最初に仏教徒になったのはビンビサーラ王です。そして王は覚りをひらき、第一段階の預流果の覚りに達します。
この後、ビンビサーラ王の牢獄趾に向かいます。(続く)