ブッダ ラボ - Buddha Laboratory

Namo tassa bhagavato arahato sammāsambuddhassa 仏道実験室の作業工程と理論

サーファーに学べ【心と体の浮き沈み】

質問

瞑想初心者ですが、その日によって調子のいいときとか悪いときがあります。

それは、その日にやったこととかで、調子が変わったりするものですか? こういうことに気をつけて生活したらうまくいくとか、そうことやったら悪くなるということってありますか?」

 

 回答(スマナサーラ長老)

 

ありますよ。

それは自分で調べなくちゃいけないですね。

 

わたしの場合は、自分がどんな時に調子悪くなるか知っていますけどね。それぞれ人によって環境が違いますから、調子がよくなったり悪くなったりしますしね。

調子が悪い時は「こうすればいいんじゃないかなあ」と自分には分かっていてもそうできないところが、大変難しいんですよ。

 

調子が悪い時やるべきこと、調子が良い時やるべきことは、それぞれ違うんです。

 

だから調子が悪くても良くても、自分が有効に過ごしているっていうことを考えなくちゃいけない。

 

あなたが「体の調子が悪いとき、この時間で一番有効な生き方は何なのか、能率の良いやることは何なのか」と言うと、「寝ることだ」と発見する。

それなら、寝ちゃうんです。それで起きて、その次、ビシビシとがんばってみる。

 

例えば、昼間、2時間も寝てしまった。構いません、調子が悪かったんだから。

しかし夜は、しっかりと損はないようにやってみる。そうなってくると、調子が悪くて昼間寝てしまったという嫌悪感はないんです。

だから効率よく自分の時間を使わなくちゃいけないんです。

 

体も心も、ものすごく波があるんです。

心の波はいくらか変えることはできます。

場所が変わっただけでも、心の気分が変わります。部屋に居ても眠たくて眠たくて本も読めないんだったら、外へ行ってどこかへ腰掛けて本を読み始めたら読める、ということになります。これは心の調子で、簡単に変えられますけど、体の調子はそんなに簡単に変えられません。

 

疲れた人は、部屋にいても疲れていて外に居ても疲れています。

それは両方考えて行動しなくてはいけないんです。

 

だから覚えてほしい言葉は、「波に流されるんじゃなくて、この波を有効に使う。能率的に使う」こと。

 

サーフィンありますね。

あれは波がないとできないでしょう。優秀なサーファーは波を上手に使うんです。下手な人は波が高すぎると帰ってくるんです。

 

だから人生もサーフィンと同じなんですね。波があって、それを上手に使う。

 

まぁ、コケても何しても気にしないで、頑張ってみるんです。うまく波に乗れるように、と。

一回二回成功すると、自信がついてきます。苦しくても頑張ってやったら、次にやる勇気が出てきます。

だから最初の一回というのは、何とかしてやった方がいいんです。負けるんじゃない、と。

 

そういうことで、ずーっと波はあるということを理解しておいてください。

体にも心にも波があって、それに流されてはあかん。いつでも、こちらはその波を有効に使う。

 

冗談ですけど、「お嫁さんが厳しくてこちらは何もやらせてくれない」というなら、お嫁さんとけんかするんじゃなくて、「じゃーもういいや」と、家を出て、そこで活動すればいいんです。

 

瞑想会に参加するとか、外に出て活動する。家に居たら、いろんなことをキャーキャーと言われるんだから、家にいる時間はギリギリまで少なくする。そうなってくると、向こうも楽しいし、こちらもものすごく楽しく生きているんです。波をうまく使うんです

 

わたしたちは逆をやっちゃうんですね。

やり合ってしまう。喧嘩になったら、お姑さんが負けるんですよ。年取ってるんだから。喧嘩ばっかりしてきた人に、年取ってからお世話してもらわなくちゃいけないでしょう。これ、すごい惨めなんです。

 

だから、うまくその波を使う。そうなってくると、お互いさまに気分がいいんです。

 

そういうふうに頑張ってみてください。

 

人生にはずっと波がありまして、われわれはそれを使ってどのようにうまくゲームをやるのか、ということです。

 

β関西活動報告 : '08 2/17 関西定例瞑想会@住吉武道館③ 音声ファイル:下よりメモしました)

 f:id:thierrybuddhist:20150306123415j:plain

関連エントリ:

 

すべての「説法めも」を読むには:

【目次】説法めも

 

広告を非表示にする