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ブッダ ラボ - Buddha Laboratory

Namo tassa bhagavato arahato sammāsambuddhassa 仏道実験室の作業工程と理論

捨てて進む - 捨てるということ(5)

前回

幸福への道 - 捨てるということ(4)

 

この人はなんか、一般人の常識と違ったことを言っているんじゃないかな、と思うかもしれませんが、そうではないんです。

あなた方は毎日買い物をしているでしょう。そのとき捨てることをやっていない? ときどきかなり豪華な食べ物を買っているでしょう。大きな魚とか。それを切ったり焼いたり煮たりして、その大きな魚と言う価値を捨てなきゃ、食べられないんですね。

 

食べたら、その食べるときの楽しみと体力を得ますよ。でも何か捨てているんです。

 

何か捨てなきゃ得られません。

預金通帳の数字だけ増やしてほしいと思う人は、何か捨てなきゃいけない。たとえば、楽に楽しく贅沢に過ごすことを捨てている。できるだけケチをして、ロクにおいしいものを食べないで、ぼろ服を着て金を貯める。それで預金通帳の数字が増える。

 

しかし、いいものを着て、いいものを食べて、居心地のいい家に住みたいと思ったら、何を捨てる? 預金通帳の数字を捨てなくちゃいけない。

 

家を建てるときはローンでやっているでしょう。将来にわたってまで捨てていて、マイホームを作る。

マイホームを建てないと決める人もいる。どちらの人も必ず何か捨てなければいけない。捨てる道から逃げられません。地球の重力と同じです。

 

二十年もローンを組みたくない、と思ったらアパートに暮らすしかない。自分好みの家に住みたいと思ったらローンを組まなくちゃいけないんです。

 

だから捨てることは変なことじゃないんです。

 

そこでわれわれは、法則は破れませんから。

法則に納得して自分で決める。何を捨てて、何を得るのか。捨てることはどうにもならん。あれも欲しい、これも欲しいは成り立ちません。

 

そこで我々は選んでいくんです、自由に。

自由はないんだけど本来は。なんとなく自由なような感じで選んでいくんです。何を捨てて、何を得るのか。捨てて進む法則は絶対的です。いかなる生命にもどうすることもできないんです。

(続きます)

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