質問「パーリ語で経典を読むのと、日本語で経典を読むのには効果に違いがありますか?」
回答(スマナサーラ長老)
パーリ語だと分からない、日本語なら少しは分かる、という違いはあるでしょ(笑)
お釈迦様の言葉はものすごく難しいんです。一つの言葉にいくつも意味があります。そこで、日本語訳の経典を読んでいて分からなくなったら、もとの言葉、パーリ語経典にあたってみることができます。
パーリ語でも日本語でも、どちらで経典を勉強しても構いません。
ブッダの教えから堕落しないよう気を付けるために、もとの言語で残しておく必要があります。そうでないと、時代に応じて変わっていってしまいます。
パーリ語は難しい言語ではありません。学ぼうと思ったら簡単に学べます。
(2014年12月23日 東京・法話と実践会よりメモしました)
右側:日本テーラワーダ仏教協会「転法輪経 無我相経 パーリ語ノート」 2014年12月発行
参考: