6月30日に公開されたユヴァル N ハラリとオードリー・タンの対話です。
二人がどうやって自分のジェンダー意識を経てきたかがまず語られたあと、ハラリが強く懸念している人間の内面をハッキングする可能性について意見交換しています。
また、台湾が新型コロナウィルスの封じ込めに成功した舞台裏を、台湾政府のIT責任者としてオードリータンが説明しています。
それを受けてハラリが「ナショナリズムとグローバリズムは対立しないし矛盾しない」と言っていますが、深く納得しました。
ハラリの知力も、オードリータンのテクノロジーパワーも、世界が学んで協力して広げていけばウィルスの封じ込めはもちろん、より成長した社会を望めるわけです。
グローバリズムはナショナリズムを守るし、ナショナリズムはグローバリズムを選択せざるを得ないと言うことですね。
YouTube動画は日本語字幕なしの全部英語の会話ですが、ご心配なく。
(注:日本語の字幕が追加されていました。ありがたいです!2020年7月23日現在)
全文の文字起こしが公開されています。
これを上から全文コピーして、Google翻訳に全部貼り付ければ、5000字ごとに日本語訳が読めます。5000字に達すると、画面右下の「次の5000字を訳す」をクリックすれば続きが表示されます。
翻訳の日本語も変な訳になっているのは少ないようで、ストレスなく読めると思います。
すごく面白い対話なのでオススメ致しました。