初期仏教月例講演会 2020年7月19日
「神話・物語と宗教」物語から教えを分離して見ることができますか？
このテーマが繰り返し語られることがなぜ必要なのかと思いめぐらしてみると、ブッダの教えにとって迷信は雑草のような存在なのかもしれません。
定期的に取り除かないといけないのでしょう。
お釈迦様が生きて活動したインドも、今やその「雑草」が生い茂る地になっています。実際のインド北部は乾燥して砂が多く植物が育ちにくい土地ですが。
日本も内情は同じなのでしょうね。
草刈りが定期的に必要という。
先日、このブログで紹介したユヴァル・ノア・ハラリとオードリー・タンの対話でも、「物語」について言及されていました。
（ところでこの動画に日本語字幕が追加されています！ありがたいですね）
この動画で1:10:00あたりからハラリが「物語」について語り始めます。
スマナサーラ長老が言及する物語は神話としての役割が強いもので、ハラリがここで言う物語と全く同じものではないと思いますが、物語の性質を知る上で勉強になりました。
ハラリとオードリータンは人間が団体行動をするとき不可欠なものとして物語を捉えていて、それを有効に活用しようという提言でした。
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おととい、サンガ出版の島影社長が亡くなられたと知りました。
スマナサーラ長老の著書をはじめ多くの仏教書を出している出版社で、おかげさまでわたしも様々な仏教書を読むことができました。
そのご恩に感謝して、ご冥福をお祈りいたします。
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