先月は寄付金5,278円が貯まりましたので、アマゾンギフト券6,000円を、高知県の金積寺さんへ送らせていただきました。
金積寺ご住職が御本尊にお供えくださった後、お下げものとしてひとり親支援団体へ送ってくださいます。
こちらを送りました↑
ご賛同の皆様ありがとうございました!
住職様もいつもお世話になります。
来月もアマゾンアフィリエイト代金を貯めて、おてらおやつクラブのおやつ寄贈に充てますので、
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よろしくお願いします。
今は東京オリンピックが開催中ですが、その盛り上がりに呼応するかのように新型ウィルスの感染者が増えていますね。
オリンピック組織委員会の公式ホームページによると、今回のオリンピック費用は1兆6440億円だそうです。
一方で、このパンデミックで仕事が無くなって貧困に陥ってしまった人も多いと聞きます。
1つのニュース番組の中で、オリンピックと、新型ウィルスによる医療崩壊と、仕事が無くなって困っている人たちの苦渋の表情が同時に並んでいる日々が、今の現実です。
オリンピックとパンデミックが、社会の歪みを可視化させていますね。
どうしてそんな歪みができてしまったのかという問いに、仏教的に答えを出すなら、人は無明だからということになるのでしょう。
こうした軋轢、圧迫、苦は、ただ本人だけでなく、他人に対しても、社会に対しても、軋轢。圧迫、苦を拡大する。このような状態は、人間の行為から生じる社会全体の苦、苦痛、問題の生じるところであると言えよう。
— ブッダラボ Buddha Labo (@BuddhaLabo) 2021年7月29日
終
これはパユットー長老「仏法」からの引用です。
ですから社会は酷な状態がデフォルトなのですが、苦しいのは嫌だという気落ちは誰でもあるのでなんとか良い方向へ変えようとします。
その方向が、オリンピックの熱狂で一時的に苦痛を麻痺させるのか、困っている人を国が支援して社会に安定感を与えることで苦痛を和らげるのか、というところで、現在のところオリンピックによる麻痺状態を選択しているように見えます。
一時的な感覚麻痺より、現実の問題を緩和した方が良いことは明らかなのに、なぜ前者を取るのか本当に理由が知りたいです。
おそらく数年後には開催者側が内幕を語るスクープなどが出るかもしれませんが、それでは遅過ぎます。
医療崩壊や貧困の問題に、この社会のリーダーが具体的にどういう対応をしているのか、今、見えないのです。