仏教では餓鬼という生命がいるとされています。
住んでいるところは人間と同じ空間らしいのですが、人間から認識することはほとんど不可能で、過去の悪業のために常に飢えに苦しんでいる境遇だそうです。
お盆の起源は餓鬼供養にあるということです。
我が家にも餓鬼がいるのかどうかわかりませんが、仏典にもしぱしぱ登場する、ちょっと気になる存在の餓鬼。
そんな餓鬼にご飯をあげたいな〜と思ったら、どうすればいいの? どんな方法があるの?
という疑問に答える法話がありました。
功徳って何?/五蘊と心所/文芸や演劇は仏教的に悪?/相手に強く言えない性格・他|スマナサーラ長老の初期仏教Q&A(21 Jul 2022) - YouTube
(1:45:00〜開始)
この回答によると、
「捨てる食べ物ではなく、自分が手をつける前の食べ物を少し取り分けて置いておく」という方法が良いそうです。
日本では昔からあるお地蔵さんにお供えをするような習慣が、ちょうど同じようなやり方ではないかということでした。
家の中で餓鬼へのお布施を行うなら、食事を作った際にちょっと小皿に取り分けて、部屋の片隅に置いておけば良いのかと思います。
お釈迦様の時代もいわゆる「カレー」を召し上がっていたと想像しますが、昨今のレトルトカレーのクオリティには驚いています。
美味しいカレーを餓鬼にお供えすれば、餓鬼の過去世でインドにいたことを思い出し、さらに過去仏との因縁まで遡れたりして、一気にハッピー輪廻へ舵を切ったりするかも知れません。
そこで今回は【レトルトなのに本格派!インドカレー3選】をご紹介いたします。
まず一つ目は、
ニューデリーにクラフトミュージアムという民芸品美術館があるのですが、そこに併設されているカフェの人気メニューの味とかなり近いと思われます。
南インドのカレーなので、スリランカでもよく食べられている赤米(マッタライス)と合います。
またはプレーンのウタパム(酸っぱい蒸しパン生地をフライパンで焼いた、ちょっと厚めのクレープみたいなもの)も相性良しです。
GITS ダルマッカニー カレー 300g (トマトとクリームの豆カレー)
このカレーはプーリー(揚げたチャパティ)と一緒に食べる北インドの鉄板朝ご飯です。
これはインド製のレトルトなので一袋がたっぷり2人前くらいありコスパ良し。
同じGITSのひよこ豆のカレーがコストコで売られていました。
三つ目としてバターチキンを挙げたいところですが、残念ながら該当するレトルト商品に、未だ日本で遭遇しておりません。
バターチキンはギーとカシューナッツ、生クリームをふんだんに使ったものが本格派とされるので、日本で出会うまでもう少し時間がかかるのかも知れません。
最後に、チャパティとパラータが業務スーパーで販売されていることをお知らせいたします。
パラタ(プレーン) - 商品紹介|プロの品質とプロの価格の業務スーパー
(チャパティの商品ページはありませんでした)
チャパティを焼くときは、仕上げにガスの直火で両面を炙って風船のように膨らますのがコツです。(菜箸を焦がさないように注意してください。金属のトングを使うと良いです)
直火で炙ることで、このように膨らみます。
それでは、人間界の皆様、餓鬼界の皆様、どなた様もBon appétit !!