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インド映画「RRR」が日本でも盛り上がっていますが、最近公開された「エンドロールのつづき」もお薦めします。
舞台がモディ首相の地元グジャラートで、今最も注目されている地方です。
主人公の父親はバラモン階級で牛500頭もの牛飼いでしたが、兄弟に騙されて全て取られてしまったため、駅構内のチャイ売りで家族を養っています。
主人公もチャイ運びを手伝いながら少年時代を過ごしますが、カーリー女神の映画をきっかけに映画に魅せられていく、というストーリーでグジャラート出身有名映画人の子供時代を描いています。
グジャラートは宗教的理由からベジ料理が郷土食です。バラモン階級の主人公の母親もさまざまな野菜やスパイスを織り交ぜて美しいグジャラート料理を作ります。
主人公が「父はバラモンなのにチャイ売りをしている」と学校の先生に不満を漏らすと、先生が「今のインドに階級は二つしかない。英語ができる層と、できない層だ」と諭しました。これは現在も続いているインドの実情です。
そして先生は主人公に、「発て、そして学べ」と言うのです。
グジャラートを出て、英語を習得して自分が活躍できる分野で頑張れ、という意味でした。
今のインドを内外から引っ張るのは、かつて「発て、そして学べ」を実行した人々です。
今回のバラモンのエピソードのように、インド映画は最新のものでもパーリ経典の背景が垣間見られるので経典を理解する上で助けになると思います。
インドが良くも悪くも古い習慣や生活様式を今に残しているからではないでしょうか。