ブッダ ラボ - Buddha Laboratory

Namo tassa bhagavato arahato sammāsambuddhassa 仏道実験室の作業工程と理論、実験結果

2022年9月の寄付

今月のアマゾンアフィリエイトは2,682円でしたので、3,000円のアマゾンギフト券を高知県金積寺さんへお布施いたしました。

 

金積寺にて御本尊にお供えしていただいた後、おさげ物としてひとり親支援団体へ寄付されます。

ご賛同の皆様、金積寺ご住職様、いつもありがとうございます。

 

夏休みが終わり学校が再開しました。

夏休みの間も新型コロナウィルスの感染が広がり、8月に入って身近な人たちが感染することが増えました。

社会活動を強く抑制する規制はないようですが、今後の学校行事はどうなるのでしょうか。

 

今後もこのブログではアマゾンアフィリエイトを貯めておてらおやつクラブに寄付を送りたいと思います。

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引き続きよろしくお願いします。

 

 

さて最近は、「ウィルスと共生する世界」を読みました。

 

生物学者・福岡伸一氏の日本語序文によると、

「(ウィルスは)細胞から遺伝子の一部が外部へ飛び出したものとして現れた。つまりウィルスはもともと私たちの一部だった。それが家出し、また、どこからか流れて来た家出人を宿主は優しく迎え入れているのだ。

なぜか。それはおそらくウィルスこそが進化を加速してくれるからだ。」

と書かれています。そして、

「私たちはこれまでも、これからもウィルスを受け入れ、共存し共生していくしかない。」

と続きました。

 

ここで注意したいのは、ウィルスは【私】や【あなた】と共存していくわけではない、ということです。

自然の法則は私たちの自我などお構いなしに、淡々と淘汰の歴史を繰り返しているように見えます。

でも自然の法則目線で言うと、「そんな自我などという妄想を勝手に作り出した方がおかしいでしょ」というところでしょうか。

 

ウィルスによる疫病の多くは、人が他の動物に接触したことに端を発するようです。

他の動物にはあまり見られない、そういう人間の何かやらかしてしまう性分が自分の首を絞めているように見えます。

しかし仏教でいうところの悟りを開いて解脱するという行為には、「普通ではないことをやろうとしてしまう」という性分ゆえに可能なのかも知れません。

 

人類は、森深くに入り込んで野生動物を獲ったり、人間を共食いしたりしてウィルスに感染し命を落としてきました。

そのようなしょうもないことをしてしまう一方で、

そんな「やらかし癖」が逆方向に働くと、生命の境界を突破して悟ってしまうという、単なる地球の一生命体と思えぬ偉業を達成することに驚くばかりです。