ブッダ ラボ - Buddha Laboratory

Namo tassa bhagavato arahato sammāsambuddhassa 仏道実験室の作業工程と理論、実験結果

2024年2月の寄付【ハラスメントと慚愧】

いつもこのブログをご覧くださりありがとうございます。

先月のアマゾンアフィリエイトの収益は2,223円になりました。ここに先月の繰越金100円を足し、2,323円となりますが、Amazonギフト券で寄付するため323円を翌月へ繰り越し、2,000円のAmazonギフト券を購入して高知県金積寺さんへ送りました。

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(花束がポップアップするグリーティングカード付きAmazonギフト券にしました)

金積寺のご住職がお釈迦様へお供えした後、こども食堂へ寄付してくださっています。

ご住職様、ご賛同の皆様、いつもありがとうございます。

 

このブログでは引き続きアマゾンアフィリエイトを行い、その収益を全額寄付してまいります。ご賛同の方でAmazonでお買い物がある方は、このブログのアマゾンリンク

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よろしくお願いいたします。

 

先月末に、四国の天台宗の寺で14年に及ぶ性被害を受けたと、尼僧が僧侶と大阿闍梨の懲戒を申し立てました。下は尼僧の会見動画ですが、冒頭に僧侶の発言と思われる音声が流れます。かなり醜悪な内容なので、再生する際はご注意ください。

youtu.be

深刻な性的ハラスメント事件が、大阿闍梨という高僧の黙認の上に起こっていたという訴えに驚愕します。

また今もアマゾンでカテゴリーベストセラー一位になっている話題本「ブッダという男」(清水俊史・ちくま新書)

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の著者は以前、仏教学の有名な大学教授らから出版妨害などのアカデミック・ハラスメントを受けました。

どんな生命でも貪瞋痴の回転で生きていますが、獣と人間を分けるものが「慚愧(ザンキ)」であると仏教では言われています。この恥と恐れの気持ちが、人間の世界を辛うじて悪行為から守っています。

その慚愧の働きをきちんと保つために、本人だけでなく周りの目も当然必要です。

被害者からの告白に耳を傾け、事態の成り行きを注視することが、道徳と秩序を守る基本行動だと言えるのではないでしょうか。

また、事態に直接関わる立場にある人ならば、慚愧の念で正しく解決へと尽力してほしいと願っています。

私自身も、日々、慚愧の心で取るべき行動を選択していきたいです。

(了)